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接待 誘い方|断られない打診メールの型と例文7選 — 現役営業部長の実務

接待の誘い方を、月10回以上会食する現役営業部長が解説。断られない打診の3原則(名目/選択肢/軽さ)、打診メールの基本構成、シーン別例文7選(初回/定期/お礼/紹介経由/昇進祝い/久しぶり/上位役職)、打診後の日程調整と店の連絡、返信が来ない時の追撃、口頭打診とメール打診の使い分けまで完全ガイド。

/ 原田 健介
接待 誘い方|断られない打診メールの型と例文7選 — 現役営業部長の実務

接待は、誘い方で受諾率が決まります

現役の営業部長として月10回以上の会食を設定している立場から言えば、断られる打診には共通点があります。名目がない、日程を丸投げしている、文面が重い。逆に言えば、この3つを外さなければ、打診はほとんど断られません

本記事では、断られない誘い方の3原則、打診メールの基本構成、シーン別例文7選、打診後の段取りまで、現場で使っている型をそのまま公開します。

夕方のオフィス・メールを打つ営業マンの手元 打診メールは「名目・選択肢・軽さ」の3原則で組む。誘い方の質が、当日の空気を先に決める。

接待 誘い方 とは?

接待の誘い方とは、相手に会食を打診し、日程の合意を取り付けるまでの一連の段取りです。タイミングの判断(接待 タイミング参照)の次に来る、実行の最初の一手です。

「接待 誘い方」「会食 打診」「接待 お誘い メール」——呼び名はどうあれ、やることは一つです。相手が気持ちよく「はい」と言える形を作ることです。

断られない誘い方の3原則

原則1: 名目を立てる

相手は誘いを受けるとき、社内で説明できる理由を必要とします。

  • 「日頃の御礼に」
  • 「ご着任のお祝いに」
  • 「プロジェクト完了の慰労に」
  • 「情報交換を兼ねて」

名目のない「飲みに行きましょう」は、相手に理由の発明を押し付けます。名目はこちらで用意するのが誘う側の仕事です。

原則2: 日程は複数の選択肢で

「ご都合のよい日はありますか」の丸投げはNG。2-3候補を具体的に提示します。

  • 相手は選ぶだけでよい
  • 「いずれも難しければ」の一文で逃げ道も用意
  • 候補は2-4週間先(リードタイムは接待 タイミング参照)

原則3: 軽く誘う

重い文面は相手の負担です。

  • 長文の打診は読む前に身構えさせる
  • 「ご都合が合えばで結構ですので」の一文
  • 断りやすさを残すことが、逆に受けやすさを作る

打診メールの基本構成

①日頃の関係への一言(1-2行)
②名目と誘いの一文(1-2行)
③日程候補2-3つ(箇条書き)
④場所の方向性と好みの確認(1-2行)
⑤逃げ道の一文(1行)

全体で10行以内。これより長い打診は重くなります。

シーン別例文7選

例文1: 初回の接待(新規取引先)

件名: お食事のご案内(株式会社○○ 原田)

○○様

いつも大変お世話になっております。
このたびのお取引開始の御礼を兼ねまして、
一度お食事をご一緒できればと考えております。

勝手ながら、下記にて候補日を挙げさせていただきます。
・○月○日(火) 19:00〜
・○月○日(水) 19:00〜
・○月○日(木) 19:00〜

場所は○○様のご移動に便利なエリアで調整いたします。
お料理のお好みや苦手なものがあれば、あわせて
お聞かせいただけますと幸いです。

ご都合が合えばで結構ですので、
ご検討いただけますと嬉しく存じます。

原田

例文2: 定期の関係維持(期末の御礼)

○○様

お世話になっております。
早いもので今期も残りわずかとなりました。
本年の御礼を兼ねて、ぜひお食事をご一緒
できればと存じます。

・○月○日(火) 19:00〜
・○月○日(木) 19:00〜

ご都合いかがでしょうか。
場所は改めてご相談させてください。

引き続きよろしくお願いいたします。

例文3: 契約成立のお礼

○○様

お世話になっております。
このたびはご契約をいただき、誠にありがとうございました。

つきましては、御礼とプロジェクト成功の
決起も兼ねまして、お食事の席を設けさせて
いただければと存じます。

・○月○日(水) 19:00〜
・○月○日(金) 19:00〜

○○様のほか、ご一緒いただける方がいらっしゃれば
ぜひお声がけください。

ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

例文4: 紹介経由の相手を誘う

○○様

はじめてご連絡差し上げます。
株式会社○○の原田と申します。
△△様よりご紹介をいただき、失礼ながら
メールをお送りしております。

かねてより○○様のお取り組みを伺っており、
ぜひ一度、ご挨拶かたがたお食事でも
ご一緒できればと考えております。

・○月○日(火) 19:00〜
・○月○日(木) 19:00〜

△△様にもお声がけしておりますので、
3名でのお席を想定しております。

ご都合が合えばで結構でございます。
ご検討いただけますと幸いです。

例文5: 相手の昇進・栄転祝い

○○様

お世話になっております。
このたびはご昇進、誠におめでとうございます。

つきましては、ささやかながらお祝いの席を
設けさせていただければと存じます。
お忙しい時期かと存じますので、落ち着かれた
頃合いで、下記いずれかいかがでしょうか。

・○月○日(火) 19:00〜
・○月○日(水) 19:00〜
・○月○日(木) 19:00〜

改めまして、おめでとうございます。
ご検討のほどよろしくお願いいたします。

例文6: ご無沙汰の相手への再打診

○○様

大変ご無沙汰しております。
株式会社○○の原田です。

前回お目にかかってから半年ほど経ってしまいました。
近況のご報告と情報交換を兼ねて、久しぶりに
お食事でもご一緒できればと思い、ご連絡いたしました。

・○月○日(水) 19:00〜
・○月○日(木) 19:00〜

もしご都合が合えば、ぜひお願いいたします。

例文7: 相手の役員クラスを誘う(窓口経由)

○○様

お世話になっております。

かねてよりお世話になっております御礼として、
一度、△△部長もお誘いして会食の席を
設けられればと考えております。
弊社からは部長の□□が同席いたします。

まず○○様のご都合とあわせて、△△部長の
ご意向を伺っていただくことは可能でしょうか。

日程は△△部長のご都合を最優先で調整いたします。
お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

相手の上司を直接誘わないのが鉄則です。窓口担当者を通し、こちらも同格の上司を立てます。

打診後の段取り

Step 1: 日程確定の返信(即日)

相手から日程の返事が来たら、即日で確定の返信をします。

「○月○日(火)19:00にて承知いたしました。
お店は追ってご連絡いたします。」

Step 2: 店の確定連絡(2-3日以内)

「お店は下記を予約いたしました。
○○(店名)
住所: ○○ (○○駅○番出口より徒歩○分)
※地図URL
当日はお気をつけてお越しください。」

店選びは接待の店選び 東京を参照。個室の有無・アレルギー対応もこの段階で店と詰めます。

Step 3: 前日のリマインド

「明日はよろしくお願いいたします。
19:00に○○にてお待ちしております。」

短く1本。これで当日のすれ違いがなくなります。

返信が来ない時の追撃

  • 1週間待つ: 相手も社内調整がある
  • 別の話題に添えて軽く再打診: 「先日の会食の件、ご都合いかがでしょうか」
  • 追撃は1回まで: 2回以上の催促は圧になる
  • 反応がなければ今は時期ではないと判断していったん引く。断りの受け止め方は接待 断り方の裏返しです

口頭とメールの二段構え

私が15年使っている型は、口頭で種をまき、メールで形にする方法です。

  1. 商談・電話の終わり際に「近々ぜひお食事でも」と一言
  2. 相手の反応(温度)を見る
  3. その日のうちに正式な打診メール

口頭だけでは流れ、メールだけでは唐突。この二段構えにしてから、私の打診の受諾率は体感で2倍になりました。

現場で刻んだ、誘い方の教訓

若手の頃、重要顧客の部長に「今度飲みに行きましょうよ」とだけ送って、返信が来なかったことがあります。1ヶ月後に別件で会った時、その部長に言われました。

「原田くん、誘ってくれるのは嬉しいけど、あれじゃ俺は動けないよ。いつ、何の名目で、誰とが無いと、こっちも社内に説明できないんだ」

誘いは気持ちではなく設計なのだと、この一言で叩き込まれました。名目・候補日・人数。この3点がそろって初めて、相手は「はい」と言える。以来、私の打診メールから「今度」「そのうち」という言葉は消えました。

私が誘い方で守っている、3つの原則

15年やってきて、打診は結局この3つに集約されると感じています。

  1. 名目を立てる(相手が社内で説明できる理由を用意する)
  2. 候補日2-3つを具体的に(丸投げしない、逃げ道は残す)
  3. 口頭で種をまき、メールで形にする(二段構え)

文面は本記事の例文を、固有名詞と日程だけ差し替えてお使いください。誘いの「いつ」は接待 タイミング、受けてもらった後の設計は接待マナーの基本へつながります。

打診メールも、相手の大量の受信の一通です(1日平均受信50通超・日本ビジネスメール協会「ビジネスメール実態調査2025」)。名目と候補日を先頭で明快に。


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接待の誘い方は、相手が気持ちよく「はい」と言える設計です。現役営業部長として、毎週使っている型をそのままお渡しします。

FAQ

よくある質問

Q. 接待の誘いメールで最も大事なことは?
A. 3原則です。①名目を立てる(「日頃の御礼に」「着任のお祝いに」等、相手が社内で説明できる理由)、②日程は複数の選択肢で(2-3候補、相手に丸投げしない)、③軽く誘う(重い文面は相手の負担。「ご都合が合えば」の逃げ道を残す)。この3つで受諾率は大きく変わります。
Q. 誘いは口頭とメール、どちらがいい?
A. 二段構えが最強です。商談や電話の終わりに口頭で「近々ぜひお食事でも」と種をまき、その日のうちにメールで正式打診。口頭だけでは流れ、メールだけでは唐突。口頭で温度を作り、メールで形にします。
Q. 誘いメールに店名は書くべき?
A. 打診の段階では書きません。まず日程の合意を取り、確定後に「お店は○○を予約いたしました」と改めて連絡します。先に店名を出すと、相手が店の格で参加を判断する形になり、お互いに窮屈です。ただし相手の食の好みやアレルギーは打診時に軽く確認します。
Q. 返信が来ない場合はどうする?
A. 1週間待って、別の話題に添えて軽く再打診します(「先日の会食の件、ご都合いかがでしょうか」)。それでも反応がなければ、今は時期ではないと判断していったん引きます。追撃は1回まで。2回以上の催促は圧になります。
Q. 相手の上司や役員も誘いたい場合は?
A. まず窓口の担当者に「○○部長もご一緒にいかがでしょうか」と相談する形を取ります。相手の上司に直接打診するのは、窓口担当者の顔を潰す行為です。こちら側も相手の役職に合わせて同格の上司を立てます。
Q. 誘う人数のバランスは?
A. 双方同数が原則です(2対2、3対3)。こちらが多いと圧迫感、少ないと軽く見えます。相手側の参加者が確定してから、こちらの同席者を最終決定する順序が安全です。

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この記事を書いた人

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原田 健介

現役 営業部長 / 都市銀行・法人営業 20年

都市銀行で法人営業20年。現在も月10回以上の接待を現役で実行中。"今"の接待事情・若手育成・金融特化の話題を担当。「接待で覚えてもらえなければ、その案件は獲れない」。

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